代表理事より

特定非営利活動法人 手と手
代表理事  淺野目 祥子 (あさのめ さちこ)

当団体が発足した三年後に、子育ての合間に「さっぽろ雪まつり福祉ボランティアハウス」で車いす介助のボランティアを行ったのが、この団体と関わったきっかけでした。 当初、何もわからない私が実際にボランティアさせてもらった方々は、皆さん、とても前向きに人生を楽しんでいる方々ばかりでした。 そんな人たちと一緒に出掛けることは、色々な目線で社会を見る大きなきっかけを作ってくれました。 このボランティアを機に小規模作業所の指導員など、多くの障がいを持った方々と一緒に仕事をすることとなり、 時間を共にしなければ分からなかった様々な問題も見えてきました。 その問題を解決するために、団体をNPO法人化し、必要なものが出てきたときに、必要な事業を展開しながら現在の体制となっています。 根本は当初と変わらない「いつでも誰もがどこにでも外出できる社会を」を基本に、社会の変化とともに形を変えながらこれからも活動し続けていきたいと思っています。